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2003年のハイライト
オルカライブ4度目のシーズンは、目を見張るシーンの連続でした。水中カメラは、サーモンを追うオルカや、ただカメラの前を通り過ぎるだけのオルカたちの姿を何度もとらえていたのです。また、秋にクレイクロフト・ポイントのケルプの森を住処にしているトドたちの、華麗で不思議なバレエも魅力的でした。またこのシーズンには、スプリンガーが再び戻り、一匹オオカミのオキゴンドウ、「ウィリー」も思いがけず訪れてくれました。キルティクとレイシー(A52とA59)も、クレイクロフト・ポイントのカメラがまるで存在しないかのように、その目の前で狩りをしていました。
月食の満月が魅惑的な光を放ち、なんということもない日常の出来事が尽きることのない魅力を与えてくれたのです……ケルプの一枚一枚を照らす太陽の光、数え切れないほどのパーチ(スズキ)の大群、油断ならない目つきで泳ぎ回るアイナメ。そして、これらすべてを締めくくるのが、昼夜問わず聞こえてくる、オルカの世界からの声なのです。今回ご紹介するエピソードを含めた2003年のハイライト・シーンは、http://www.orcalab.org/shop-support/index.htmから購入することができます。 |